かえって良かったのだ
襖の切り込みに行ってきた。
昔からのお客様はありがたいと思った。
見積書もなければ、請求書もない・・・
もちろん、このお客様だって最初の頃は
見積書も請求書も必要だった。
だけどうちを信頼して頂いてそのまま
私の言いなりでお金を下さった。
うれしいなあ~
うちを信用してくれているんだなあ~。
とウキウキしながら、帰り道、頭の中で
考え直してみると、失敗した、と気が付いた。
押入の襖ではなく、取合だから両面張ってあって
少し高いのに、普通の値段を言ってしまったのだ。
襖くらいのものだから、所詮金額は、大したこと
でないと言えば、そうだが、以前もなんか計算を
ちゃんとしてなくて少なめに言ったような覚えがある。
その辺は、信用してもらえた分、サービスしたと
考えればいいか、とも思った。
お客様の方にもメリットがあってしかるべき
なのだから、かえって良かったのだ。
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