我々を導いて下さったのかな
美祢インターチェンジを出て北の方角をめざして
走った。地図を見ながら近くまでは行ける。
家内は、本当に大丈夫か?と心配顔・・・
記憶のない墓が見つかるのか、こっちも全然自信はない。
現地まで行ったら思い出してくるのか、
それともさっぱり分からないのか?
45年も前に通ってたはずの小学校の前を
通過した。少し行くと兄の言う鳥居のところだ。
左に曲がってみる。まっすぐかも知れない。
とりあえず、行って捜すしかない。
しばらく行くと、二股になってる。
とりあえず、今度は右に行ってみる。
すると、爺さんと婆さんが二人そろって不思議に
この山道に座っていた。
聞いてみようかと思ったが、
でも何となく気が進まず止めた。
少し行くと行き止まりだった。
こっちには墓場らしい所がなさそうなので、
Uターンした。さっきの二股を反対の方に行ってみた。
今度は両側から木々が茂ってて、道が暗い。
でもその先に、ぽっかり空いた青空にたくさんの墓石が見えてきた。
ここだろうか?ここならいいが。
たぶん、この墓場だろう。
とりあえず中に入って、捜してみる。
どの辺に墓が建っているか分からないので、
順番に石に刻まれた名前を捜すしか方法はない。
ちょうど、お盆なので墓参りに来てる人たちが数組あった。
その人たちから見たら、我々の動きが不思議に見えたことだろう。
それを、気にしている場合ではない。
自然の山の斜面にある墓場だから、足もとが非常に悪く歩きにくい。
それでも、運よく半分もいかない内に、我が家の名前が刻んだ墓石を
見つけた。裏とかに書いてる名前も覚えのある名前だ。
家紋も一応、似てる。これに、十中八九間違いないだろう。
墓を見つける事が出来て本当に良かった。
ほっとした。
線香をお供えして帰った。
一部の墓には、今まで見たことないような、緑、赤、黄の短冊を
笹につけてお供えしてる。というよりは、飾り付けをしたような
感じだ。禅宗の関係かも知れない。よく分らん。
それにしても、不思議だなあ~。
全然記憶もない所なのに、「鳥居の近く」という事だけで、
よく見つかったなあ~。
墓石もちゃんと建ってて良かったなあ~。
これも、ご先祖様が、我々を導いて下さったのかな?
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