夢の中で走っているような
天気はあまり良くないが、用事が
あるので車で出かけた。往きは高速道路の
夕方の通勤割引で、帰りは深夜割引で・・・
そのつもりで出かけたけど、
帰りの割引時間の12時までには、
1時間くらいあるなと思い、伊勢湾岸道の
サービスエリアで、一眠りした。
そして、ふと眼を覚ましてみると、
12時どころか1時40分だった。
おまけに、雨が相当きつく降ってる。
早速、エンジンをかけ、出発した。
「東京ー倉吉」と書いた深夜バスが3台並んでた。
今頃、ここで休憩するみたいだ。
ちょっと寝過したので、急いで帰ろう。
もうこの時間ともなると、乗用車なんて1台も走ってない。
大型中型などの長距離トラックばかりだ。
そのトラックたちは、行儀よく左側車線を走っている。
だから、その右側を走って行くわけだが、
なかなかスリル満点である。
夜の雨の中を走るのは見にくくて走りづらい。
なんせ、路面がしっかり見えない。
車線を仕切る白線が、光の反射で見えない。
雨がきついので、フロントガラスも見にくい。
そして最悪の条件は、大型車の横を通過する時だ。
タイヤの数が8個も10個もあるもんだから、
水しぶきが凄い。全然、前なんか見えるもんではない。
まるで、シャワーの中、雲の中にいてるみたいだ。
暗くて、周りは見えない。
ヘッドライトが照らす部分だけが白く光るだけだ。
まるで、夢の中で走っているような気さえする。
夢心地でしばらく走って、一般道に出た。
なんとか、無事に帰ることができた。