おばあちゃんを悲しい目に
私は、どういう訳かおばあちゃんに好かれるのか、
分からないが、おばあちゃんからの仕事の割合が多い。
それで、今回もおばあちゃんからの依頼である・・・
裏の洗濯機置き場の波板の張り替えをして欲しい、
という仕事内容だ。
早速、見積もりしたのだが、予算がないので
安い材料でも使ってやって欲しい、
しかも、近所にあるような茶系の色にして欲しい、
と言われた。
この安い方の材料で、この色があるだろうか?
と心配しながらも、一応引き受けた。
あっちこっちの材料やさんに、問い合わせしても
やっぱり無いことが分かった。
そのことを説明して、どっちにするか選択してもらうことにした。
違う色で我慢するか、それとももう少し費用を出すか?
こういう風に迫ってくると、自分で言っているのに、
おばあちゃんのことがかわいそうで、思わず言ってしまった。
「お金を負けますから、おばあちゃんの気に入った色でいきましょ。」
私のことを何から何まで、信用してくれているのに、
そのおばあちゃんを悲しい目に遭わせる訳にはいかない。
その信用とは、私に任せば、ちゃんとしてくれるということである。
だから、信用に応えてギリギリでやることにした。
又も、儲からない仕事だけど、
まあ~いいか・・・
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